まずはオリーブオイルについて簡単にご説明しましょう。

オリーブオイルはオリーブの種からできると思っている方も多いと思います。しかし、実はオリーブの果実を絞った果汁がオリーブオイルなのです。まさにオリーブのジュースともいえる栄養価の高いオイルです。
オリーブオイルは、食用油だけでなく、医療品や化粧品として活用されている珍しいオイルです。実際に、医学的効果が科学的に証明されており、グルメ愛好家に加えて健康志向の人々にも注目されています。
オリーブオイルにはいくつか種類があり、日本でも特になじみの深いのがこの3種類です。
これらの中でもいま最も注目されているのはバージンオリーブオイルです。その中でも酸度0.8%以下と定められている「エクストラバージンオリーブオイル」の人気は、その香りのまろやかさから今や健康や美容に関心の高い女性の中では固定ファンも多くいるほど高まっています。
このように他の食用油とは一味違った魅力をもつオリーブオイルですが、マクロビオティックの視点から見てもオリーブオイルはとても活用性のある調味料といえます。

第一に、オリーブオイルと呼べるものは、化学処理をせず手作業で採油した、100%自然物のオイルのみです。つまり化学物質をまったく含まないので体への害の心配がありません。
また、オリーブオイルに多く含まれるオレイン酸は、消化吸収を助けるはたらきや、骨を丈夫にするはらたきがあるということが近年の研究によって証明されてきています。。その結果、骨粗しょう症や動脈硬化を予防する効果を期待されています。また母乳に似通った成分を多く含むため、離乳食にも安心して使用できます。
天然の健康食品として非常に高い評価を受けているオリーブオイルですが、ダイエットに活用するためには、ちょっと一工夫が必要です。
オリーブオイルは、他の植物油と同じく1g当たり9kclありますので、オリーブオイルを摂取したためにやせるという効果はありません。ただ、動物性脂肪(肉の油やバターなど)の摂取を控え、その分のカロリーをオリーブオイルで補うことでマクロビオティックとしての食生活をすることができます。
また、「油を食べると太る」という認識が一般的ですが、油を全くとらないと常に空腹感を感じ、逆に間食が増えたり甘いものを欲する結果になります。オリーブオイルなどの植物油は腹持ちがよいとされるので、少量でも十分な満腹感が得られます。上手に植物油を体に取り込み、必要以上にカロリーを摂取しないのが、オイルを取り入れた上手なダイエット方法です。